ウナギの成分で特徴的なのは、
「ビタミンA」が非常に多いことです。
蒲焼100gあたり、5.000IU含まれていますので、大人1日分の所要量2.000IUは充分に補っています。肝は更に3倍もの「ビタミンA」が含まれています。
それではビタミンAは、体にどのような作用があるのでしょうか?

■うなぎとビタミンAについて

薄暗い場所でも視力を保つ
ビタミンAは「目のビタミン」と呼ばれるように、視覚・視力作用に大いに関係があります。薄明視といって、夜や明かりのない薄暗いところでも物を見ることが出来たり、色を見たりする能力に役立っている訳です。映画館の暗闇に入って、目が慣れにくくなったと思ったら、ビタミンAをたっぷり摂ってみましょう。
隣の素敵な女性がよく見えるようになるのかも知れません??(^^;

皮膚や粘膜の上皮組織を正常に保つ
皮膚をはじめ、口から肺、口から肛門まで、などのように外界につながる組織を形成している細胞が上皮組織です。それが正常に発育し、機能するために不可欠なのがビタミンAです。つまり、すべての粘膜が硬くなったり、傷ついたりしないような働きをしている訳です。
また、病気にかかりやすくなったと思ったら、ビタミンAの不足が原因です。ビタミンAは、病原菌などが体内に侵入するのを防ぐ免疫機能を維持する働きもあるからです。
とくに、抵抗力の弱い子どもさんには充分摂らせましょう。

生殖機能の維持を果たす
ビタミンAが不足すると子供ができなくなるヨ!
あくまでも動物実験によりますが、ビタミンA欠乏の動物では精子が作り出されないことが報告されています。

成長・発育に効果
歯や骨の成長にも影響があり、とくに子どもの成長に欠かせません。
ガンの予防に効果
近頃では、ガンの予防や治療効果があることがわかってきました。特に肺ガンを防ぐのにカロチンやビタミンAが効果があるようです。

過剰摂取での副作用
それでは、ビタミンAの効果が絶大だからたくさん摂った方がよい、と思いがちですが、そうではありません。過剰に摂ると、吐き気・食欲不振・頭痛などの出る心配があります。とくに肝焼きが好きな方は、ほどほどにしましょう・・・・・。


■うなぎとその他ビタミン

他に、以下のビタミンが含まれています。
ビタミンB1 倦怠感・疲労感に効果。
ビタミンB2 口びるの荒れ、ただれに効果。
ビタミンD 骨軟化症を予防。
ビタミンE シミ・しもやけの予防。

※参考文献  「からだによく効く、ビタミンのすべて」・「天ぷら・うなぎ」